WILKO 驚異の2連勝!

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2016年3月3日オーストラリア、ビクトリア州ベルズビーチ

リップカールプロ・ベルズビーチはマット・ウィルキンソン(AUS)が宝刀といえるバックハンドを炸裂させて大会初優勝!オーストラリア、ビクトリアが誇る伝説の波に新たな歴史を刻んだ。

WSLオーストラリアレッグ第2戦リップカールプロ・ベルズビーチは世界で最も歴史のあるプロイベント。マット・ウィルキンソンの優勝は17年ぶりのバックハンダーとなった。(1998年マーク・オキルーポ以来)

ゴールドコーストで目の覚めるような優勝を決めたこの若きオーストラリアンは、今回の2連勝でダントツのランキングトップに躍り出てオーストラリアレッグ第3戦のマーガレットリバープロに臨む。

今日のファイナルはウィルキンソンとジョディ・スミス(ZAF)の戦いとなった。2人はすばらしいサーフィンを展開して互いにリードしあった。だがウィルキンソンが好調のバックハンドをファイナルでも発揮し9.20と8.17を叩き出した。これによりスミスは一本の高得点だけではウィルソンを逆転できなくなった。その結果スミス14.16に対して17.37のウィルキンソンが優勝。

「いままで長い挑戦を続けてきたんだ。それでも勝つことはできなかった。でも今年はトロフィーを手にする自分がイメージできるんだよ。いい気分だね」とウィルキンソン「ベルズに長く通ってきたから本当にうれしい。長い間ここでの勝利を夢見てきたんだ。ついにそのチャンスが来たんだね」

「10の異なるサーフブレイクで、自分のサーフィンをそれぞれ10%改善できれば、つまり100%の改善になるだろう」とウィルキンソン「それに加えて良いサーフボードがフィットしているからフィーリングは良い、波のジャッジングも上手く行っている。トリッキーなときは冷静に判断できているから、慎重さと大胆さを巧みに利用しながら波をサーフしているよ」

次のWSLチャンピオンシップ、マーガレットリバープロで、2016年4月8日から19日の間に開催される