2017年1月18日、オーストラリア・ビクトリア州・トーケイ
リップカールは、アメリカのコナー・コフィンがリップカールのエリート・チームの一員として今年のWSLのワールドツアーを戦い、さらに世界をサーフトリップするザ・サーチのプロジェクトにも参加すると発表した。
「このチャンスをリップカールからいただき、たいへん光栄に感じている」とコナーは語った。「この歴史あるリアル・サーフィンのブランドの一員になれたなんて驚きだ。お互いが目指しているゴールには共通点がたくさんあるしね。それに僕のキャリアのみでツアーのサポートを受けられるなんて信じられない。リップカールのクルーはすばらしいよ。それにザ・サーチのトリップへ、憧れのサーファーたちと参加できるなんて、これ以上の幸運が他にあるだろうか...」
コフィンは生まれも育ちもカリフォルニアのサンタバーバラだ。子供のころからリンコンの波で技を磨き上げ、ワールドツアーを夢見てきた。その夢が昨年ついに叶い総合17位というルーキーにしてはすばらしい成績を残すことができた。「本格派のアメリカ人サーファーをしばらくチームに迎い入れていなかったけれど、ついにその時が来たという感じかな」とリップカールのブランド&マーケティング部長であるニール・リッジウェイは感想を述べた。「コナーは我々がチームに求める要素を十分に満たしたすばらしい才能の持ち主だよ。彼の持つ資質はサーフィンの世界だけでなくワールドツアーにも良い刺激をもたらすだろう。我々のサポートを受けながら彼はこれからずっと先の目標に向かって新たな一歩を踏み出すことになる。彼のこれからの活躍が楽しみだね」
リップカールUSAのセールス/マーケティングSVPを務めるディラン・スレーターも同じ意見だ。
「コナーはサーフィンの技術で世界クラスの実力があるというだけでなく、世界クラスの人格も備えているんだ。彼が私たちのチームにもたらすもの大きいし、新しいチャプターに向けて多くの成果を残すだろうと信じている」
もちろんコナー自身もリップカール・クルーのメンバーとしてシーズンを迎えることに期待を胸に膨らましている。「もう調子は十分に良いし、迷いはないね。昨年、初めてのシーズンで学んだことは多いと感じていて、それぞれの試合でステップアップを目指す。2017年の目標はトップ10入りできたら最高だと思う」コナーは続ける。「リップカールの一員になれたことで期待していることはもう一つあるんだ。ザ・サーチだよ。僕がサーフィンを始めたころに初めて観た映画が"ザ・サーチング・フォー・トム・カレン"のシリーズだったんだ。成長しながらその映画を何度も、何度も、何度も、見続けた。そこから僕はボトムターンを学び、そしてサーフィンと恋に落ちたんだ。子供のころの僕はザ・サーチから大きな影響を受けたね。トム・カレンは今でも大好きなサーファーの1人だしね。こんなチャンスを与えられて気が狂いそうなほど嬉しいよ。今まで見たことも聞いたこともない波を探し出すのがリップカールのザ・サーチ、しかもそれが予想よりもすごい波だったらと思うとワクワクするね。地球のどこにいるか分からないところで信じられないほど長いバレルを決める。それこそがサーファーの究極の夢だと思う」
ようこそコナー、我がチームへ!リップカールは大きな期待を胸に新しいシーズンを迎えることになった!