メディーナのサーフィン学校誕生!

sp17-gabe3-3.jpgガブリエル・メディーナ・インスチュートがブラジルに創設された

ブラジルのサオ・パウロにあるマレシアス・ビーチに元世界チャンピオンのガブリエル・メディーナが世界初ともいえるサーフィン専門学校を創設した。

ガブリエルの両親であるチャールズとシモーネも彼と同席して、この学校のプレスリリースが行われた。この施設を創設した目的はガブリエル・メディーナが目指す壮大なゴールへの第一歩だ。そのゴールとは"new values:新しい価値"をこのスポーツに刻みつけることだという。


「長いあいだ夢見てきたことなんだ」とガブリエルは語った。「僕のファミリーと共に子供たちをサポートする。それは結果として僕が愛するこのスポーツをサポートすることにもなるんだ」

ガブリエル・メディーナ・インスチュートの目指すものは、サーフィンの若い才能を伸ばす礎になることだという。10才から16才までの選抜された少年少女はガブリエルが生み出したトレーニング方法でフィジカル面とメンタル面を鍛えられる。さらにこれにはサーフィンのトレーニングだけでなくコンピューターの操作や外国語のクラスまた歯科衛生も含むメディカルケアなど多岐にわたる。

このインスチュートはガブリエルの個人資産で創設され、建物は彼が初めてサーフィンをしたビーチフロントに建てられた。
「僕の願いはこの子供たちが社会人としての自覚を持ち、人生のどんな局面にも乗り越えられるようになることだ」ガブリエルの父、チャールズはこのプロジェクトが将来においてどう発展するかを語ってくれた。

「このアイデアを言い出したのはガブリエル本人なのです。彼はサーフィンから学び得てきたものを次の世代に伝えたいと思っているんです。私とシモーネもこのアイデアに賛同し今まで温めてきました。10才から16才までと限定したのは、その年令がプロフェッショナルアスリートとして育つのに最も重要な時期であるのはいうまでもありませんし、吸収力も早いのです。将来のチャンピオンになるための基礎を培うわけですから」

「ガブリエルが同じ年令だった頃、私たちは彼がベストになるために可能な限りのことをしてきました。もちろんチームによるサポートはありませんでした。現在は、彼はチームを持ち、そして資金も十分に持っています。だから彼は恵まれていない子供達にチャンスを与えたいと思っているのです」

オープニングセレモニーが終わったあと、集った人々はビーチにてリラックスしてライブのミュージックを楽しんだ。


このインスチュートでは2月1日に、選抜された38名の若いアスリートの初のミーティングとクラス分けが行われた。