ガブリエル・メディナがフランスを制しランキング3位へジャンプアップ！

リッパブルな素晴らしい3~5フィートの波に恵まれたWSLチャンピオンシップ第9戦クイックシルバー・プロ・フランスにてガブリエル・メディナが勝利の雄叫びを上げた。

2014年のWSL世界チャンピオン、メディナはこの週すばらしい調整を遂げ、その勢いのままでセミファイナルそしてファイナルと快勝することができた。パーフェクトなコンデションだったこのラ・グラビエールでの勝利を合わせるとメディナはすでにフランスで3度目も勝ったことになる。クォーターファイナルではジョエル・パーキンソン(AUS)セミファイナルではジョンジョン・フローレンス(HAW)そしてファイナルではセバスチャン・ジーツ(HAW)をことごとく破ったこの元世界チャンピオンはその存在力を十分に示したといえる。

「この試合の前にハードな練習をこなしたから勝てて本当にうれしい」ガブリエル・メディナ

「最高だよ」とガブリエル・メディナ「また勝つことができて気分は最高さ。この試合の前にハードな練習をこなしてきたんだ。ここは僕にとって本当に特別な場所となった。本当にうれしい。グッドウェーブにも恵まれて素晴らしいイベントになったね。本当に幸せさ。僕はワールドタイトルもランキングのことも考えないようにしたんだ------そして全ての試合で良いサーフィンをして今年のツアー中に必ず一勝はしなければならないって自分自身と約束したんだ。そしてついにその約束を果たすことができたんだ！！」このブラジリアンのすばらしい結果は彼のチャンピオンシップ・ツアー8勝目という記録だけでなく、ランキングも８位から3位へとジャンプアップしたことにも注目したい。今年のワールドタイトルを狙える十分な射程距離にメディナはついに手が届いたのだ。すでに次の戦いリップカール・ポルトガル(今月20日より)に向けてメディナは好調を持続させたままヨーロッパレッグを終えようと気合は十分だ。

「フランスに戻って戦えるのが超うれしいんだ」とメディナ「このタイプのビーチブレイクは僕のホームにそっくりだからね、居心地が良いんだよ。フランスはいつもナイスだし、しかも3度も勝てたなんて信じられない。タイトルレースが楽しくなってきたね。次はポルトガル。でも選手全員がゼロからスタートしてもう一度戦うんだ。それで叶うことなら良い結果を出したいな」

フランスのファイナルで、メディナは彼のシグネチャー・テクニックともいえる垂直のオフザリップを長いライトのブレイクで決めて、あっさりと計14.84の高得点を稼ぎ対戦相手を引き離した。だが彼はさらにチャージを続け最終的には計16ポイントで今年のツアーの初勝利を決めることができた。

<翻訳、李リョウ>